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図書館、資料館に書き溜めてきた日記やSS(小説)を保管するところ。
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死なれるのは嫌。逃げられる気がしたから。自殺行動を放っておけないのは、性分的な問題もあるのか?
とどめも刺さなかった。指示や頼みに従った。最終的には生かそうとした行動。
それでも殺意はあった。自らの手で殺したかった。
憎悪は、今でも時折蘇る。
対話さえしたら、もっと知る事が出来たら、また気持ちも変わったかもしれない、それは理解している。けれど、そもそもあの時はもうその事自体頭から吹っ飛んでいた。

憎いと思うのも、殺したいと思うのも、ゆるせないと思うのも、おかしな事じゃない。全くそれを感じない人なんて、そう、いないのだから。
思う事と実行する事は違う。
感情を否定しない。ゆるして、受け入れる。そこから。
焦らない。時間かける。
ゆるしたら、終わって、進めて、変われるものもある。
その前に、まずは自分をゆるす。自分を否定しない。

いつのまにか「自警団員」ばかり。それ以外の、自分が、見当たらなかった。だから、いつも公私に悩む?
制服着ているからこそ、色々抑えられて、縛る事が出来ていたのかもしれない。
個人としての、公私の「私」の自分は、
まだ、あの頃の部分が残っているのか。だから、あんな行為に走ってしまうんだろう。


(汚く綴られた、走り書き。)


……考えるのは、後。


――終わるまでは。どうか。
醜い部分も不安定なところも隠して消して
どうか。支えさせて。
不安がらせるような事に、ならないで


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(2014.02.15 儀式場跡地の後日談集番外編、10日間寝込んでいた時期に見た夢の一部とその前後の独白。暗いです。書き溜めていたらしいテキストファイルをフォルダから発掘したので掲載。)


感情も衝動も抑えきれなかった。
……否、途中からはそれに任せていたと言っても、良い。抑える気すら、失せていた。
その結果が、コレ。

手も身体も真っ赤になった。

血も涙もなく、
酷いひと、

そっくり、そのまま、返されて、
(2014.02.15 儀式場跡地にて。直後寝込んだ時期に受け取った私書などを元にした、後日談集その3。)

 あの夜からもう一週間経つ――なんて、そんな感覚すら存在していなかった。
 ただ眠る。眠り続けるだけ。
 たまに浮上する意識、ふとテーブルの上に粥の入った鍋と水分補給に適したスポーツ用の飲料が置かれているのが見える。
 その時は決まって、同居中の彼はそこに居なかったり部屋の奥の方に居るらしい物音が聞こえたり、
 ……仮に起きている姿を見せたところで、自分は何も言える気がしない。言葉が、見つからない。
 だから、目が覚めた僅かな時間で食事を摂ったら、すぐにまた意識を落としてしまう。まるで逃げるように――そんな日々ばかり。
(2014.02.15 儀式場跡地にて。直後寝込んだ時期に受け取った私書などを元にした、後日談集その2。)

 彼が外出等でか不在の時を見計らうかのように転送されて現れた一通の手紙。
 ポスンッ、と顔に落ちた。
(2014.02.15 儀式場跡地にて。直後寝込んだ時期に受け取った私書などを元にした、後日談集その1。)

 ――わらわれている。

『――――』

 囁き。叫び。
 締め付けられるような息苦しい感覚。
 凍りついてしまうような寒さ。
 真っ黒で真っ赤でいろんなものがぐちゃぐちゃで、

 けれど、どこからか仄かに感じる温もりで、それらは消えてなくなった。

 その繰り返しだった。

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