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図書館、資料館に書き溜めてきた日記やSS(小説)を保管するところ。
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ただいま?
そして久し振り?
オレの過去のロクデナシ達。



...09/27
ふざけんな。ふざけんな、オレだって、オレがッ、あいつらをッ――
あいつだって向かってんだからオレもッ、クッソ……!!!


あァ…… も……、

みんな、無事なら、もう、いいや
よかった
ブレーデの野郎共は逃げたらしいが、

いくよ。デザートベインに。
汚い街に。



平等。平和。
なんで、こんなにも気に入らない?

キレイな理想。汚い現実。
どっちを信じる方がマシ?



...09/22
まずは対話。対話から始めようか。
もっと知らなきゃ。知らずに対策なんて立てられやしない。
後輩の為にも色々経験積まなきゃ。後輩を引っ張っていけるかなんて、自信、ないけれど。

……その前に、デザートベイン、か。



...09/21
アイズの能力査定を見に行った。
盾、という言葉が妙に懐かしくて、遠い気持ちになって、いつのまにか
街を守る、市民を守る、強い信念。意志の強さ。
冷静さ。判断力。色んな事をこなせる器用さ。巧みさ。
指揮官候補。
比べて、オレは臆病で弱くて過去に邪魔されてすぐ怪我ばっかして頭も悪くて冷静になんかなれなくて、みんなに励まされて支えられて助けられていってもすぐに逆戻りしちゃって成長なんか出来てなくて、それで、だから、
…………羨ましい、だなんて
なんで、なんでオレが、あいつに、嫉妬、しちゃうんだよ
あいつに何でそんな事、思っちゃうんだよ
バカ、みたい、
あいつがどんどん前へ、上へ進んでいくように見えて、勝手に、置いて行かれた気分になって
ただの寂しがりの我儘

――でも。抱き締められたら、そんな気持ちも、どうでもよくなった。
オレは、お前になら何されたって、絶対に恨まないよ。大丈夫。
寧ろ、頑張れば、いいんだ。頑張って、追いつくんだ。
ちゃんと、見てくれてる。応援してくれてる。だから。
隣に並んで、オレもあいつの右腕に。あいつが隊長になるんなら、オレが副隊長になって支えてやりたい。
前進んで、ちょっとだけ上を目指して。
過去に立ち向かう為にも、あの薄汚い裏の街へ。もう一度。
あいつと一緒なら、きっと大丈夫。
いつもいつも迷惑掛けてばっかで、すぐに立ち止まって、すぐに泣きもするけど、寂しがりもしちゃうけど、
それでも。
乗り越えないと。

デザートベインでは、また用心棒となって是が非でも愛する坊っちゃんをお守りしてみせましょうやァ?
怪我も、気を付けて。
ちゃんと、自分で治療出来るように道具もいっぱい買っておかなきゃ。
頼りっぱなしにならないように。
コールが渡してくれたあのバングルは、あいつへお守りに。

――ブレーデ。
しかし、あいつらは、全く、



...09/20
あの街が、嫌だからって。ずっとあそこにいたら色んなモノを引き摺り出されそうで恐いからって。
知人の危機だって言うのに、やっぱり過去に捕まって、踏み出せなくて。臆病でどうしようもなくて。
任せっきり頼りっきり。なんて情けない

あいつもいないからって
酒ばっか、飲んで、気持ち悪くなるまで飲んで

……ダメな男だ。



...09/18
オレはもう、嫌でたまらなかったあの過去の世界からは抜け出せたはずだ。
でも、でも、まだ囚われてるんだ。あの子の事に、あの日の事に。あの恐怖に。
憎しみよりも、悲しみ。痛みばかりが。
……いつか、真正面から向き合う日を。
この臆病を、恐怖を、少しでも和らいでくれるように。

2月から、半年抱えてきた、罪と真実。
話せて、よかった。
エイルとは本当はユリウスが契約するはずだった、悪い偶然であっても追い詰めたのは自分だと、そう責めるのをどうしても止めたくなる。
オレはさ、どうやったってお前を責めるなんて、出来ないから。
ユリウスを許せるかどうかなんて
ちゃんと聞いてくれ、とオレは懇願するだけして叶えて貰って、
なのに、アイズの許してやってくれ、には頷く事も出来なくて
なんて勝手な、

もうなんだろう。
感情が良くわからない。
デュエットやユリウスに対しては、もう……わかんないよ。
気持ち悪いくらいに色んな気持ちがぐるぐるしてる。
罰、かな。



...09/16
隊長、おかえりなさい!



...09/14
手合わせだってのに怪我をさせてしまった。
相当、カッとなってたらしくて、良く覚えてなくて。
ステラには悪い事をした。オレもオレで肩をかなり痛めたみたいだし、

傷跡。あいつも沢山持ってたとは。でも、自警の任務で受けたものだって
妙な安心感。「勲章」とも語ってた。そうだな、誰かを守ろうとして受けた傷なら、そう笑って誇れる。
けど――……。いや、それはオレの話だ。
オレの傷跡は、殆どの傷跡は、誰かを守ろうとした以外にも、

でも、そうだな。良くも悪くも、それは生きてきた証。
20年分。や、7年分、かな。
ステラの言ったような、自分である証。

しかし、本当の両親を亡くしてたなんて。道理で、遊撃の隊長サンが養父って呼ばれるワケだ。
でも、オレやみんながいるから寂しくないって言っていた。
……なら、いいんだ。



...09/13
天使。堕天使。
お前と初めて出会うのが、一年前の冬よりあれからもう少し早かったなら――
俺は殺したい程に憎んだだろう。
悪魔のような翼と罵られるのが大嫌いだった俺は、きっとその天使のような翼で犯行をするお前を、きっと、

――――ま。今はそんな風には思わないが。
でも、やっぱ、翼持ってるって、羨ましいや。
羨ましいな。ルシファー。
これからも大事に、してくれよ。



目が覚めたら、枕元に手紙があった。
リボンみたいなのが手紙に結び付けられてて、触れた途端、その気配も霧みたく消えてしまったのだけど、急に目が覚めて、頭が冴えて。
昨日までずっと巡っていた色んな感情達が、スッと引いていって。
なんか、不思議な気分。
手紙はあいつからだった。無事、届いたようで良かった。
もう、大丈夫みたいだ。



...09/12
トキマル。覚えのある、特徴。
アーク。目撃者。
ベルン。マスターを知っている。

自らの決意を持ってして。
死と引き換えに、何をしてあげようと思った?
何を、何の為に――。
友人を――オレを――置いてまでも、

真っ直ぐで純粋な子。
白い花は、なんだか、温かったよ。
泣かなかったよ。
こないだ、泣きすぎて枯れちゃってたのかな? ……なんて

ベリー。
あの花と一緒に居ると、不思議と、寂しくないよ。



...09/08
明るい声でにゃーにゃーと良く喋る白い髪の猫の女の子。なんだか、あいつに、似てた気がする。ベルバート、なんて言い方も聞くと、つい。

――――ベリー。
ベリー、オレは、なにも、しらなかったよ。この一年以上、なにも。

ベリー、なんで、
なんで、なんでだよ、

どうして……
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