たまには違う場所でお茶でもしようかなと思って階段坂へ。

私と同じ猫獣人の方とはもっと話がしたかったなぁ。
レイミヤ殿は……変わった方だった。いや、人を愛することは悪いことではないが。
コシュ殿と再会。コマも彼女のことが気に入ったようだ。一緒にケーキを食べた。どうやら、和菓子が好きらしい。私と同じだ。嬉しい。

食べた後は一緒に和菓子屋巡り。
少し食べ過ぎたかな……？


〔レイミヤ、（小藍）、コシュ〕

森の奥の泉へ。
同行してくれるユベルティ殿やジュジュ、ミカ殿はもちろん、他にもセツナ殿やヴェルデッタ殿…色々な方と出会ったなぁ……。

許してくれなくても構わないなんて言っていたけど、結局、私は許されたかったんだろう。
死んでしまって口が聞けない以上、どう償おうとそれはただの自己満足でしかない。
なんて甘ったれたことを言っていたのだろうな。


浪人の墓と向き合って、ユベルティ殿と話して、……決めた。
暫く刀を置こう。この状況で握ったって同じことを繰り返すだけだ。
幻聴が消え、幻覚が消え、自分を許せるその日まで、握らずに。


なんか謎の包帯ぐるぐる巻きエルフ殿が出てきたり、例のドロシーが出てきたりして見事にカオス空間と化していたが……
そんな中でコタロウも出てきて、……浮気が嫌だから自分を許すって変だけど、まぁ…………うん。
お姫様抱っこは照れるからやめろ！！（太字。）


そして、カオス空間を抜け出してチヨ殿のお店へ。
もちろんコタロウと、ジュジュとラファティ殿とも一緒に。


（翌日書かれた追記。）
今日は悪夢を見なかった。
何故だろう？ 少し自分を許せたからだろうか？


〔ユベルティ、ジュリエッタ（ジュジュ）、ヴェルデッタ、ミカ、セツナ、ライチ、ラファティ、（コトリ）、（シャーロット）、ダートラディア、気配（コタロウ）、（蓬源　霖架）、ドロシー、気配（ファラ）〕

ナツメと会えた。
良かった、無事で……。様子はジュジュの手紙から聞いていたが、やはり会いたかった。会えて良かった。
アスカ殿改めアスカにもあの泉の出来事を話した。
ナツメにも、アスカにも励まして貰った。大丈夫だ。必ず、明日、ケリをつけてみせよう。

事が落ち着いたらユイちゃんのいる学院にも行ってみようかな？
……あと、そんなに尻尾は触らないでくれ。どうしてもここだけは弱いのだ……。
変な声出したせいでナツメにも笑われたし…………ぬぅ。


〔アスカ、ナツメ、月花（ユイちゃん）〕

ヤドリ樹で父上に白薔薇を供えた後、お見舞いへ行く。
彼の姿。元気そうで何よりだ。
無事、退院したようで。…良かった、なんて口には出せなかったけど。
だって、私がしたことなんだ。私が原因なんだ。私が、私が。
それで、お見舞い品をコタロウと一緒に食べることに。
サンルームは飲食可かどうかわからず迷っていたが、リース殿が教えてくれたので助かった。リース殿には色々お礼申し上げたいのだが、忙しそうだったからそれも叶わず。

家。同棲計画。
うん、良いのかな、って思っちゃうけど。だって、私。
…本当に不思議だ。私に殺されかけても尚。
私も好きなままでいるし、その気持ちは消すにも消せない。消したいわけでもない。彼を愛しているままでいたい。
彼が彼女でいてくれって言うなら、私は彼女でいよう。突き放されたならその時だ。

大きな家。期待は膨らむ。
良い土地に良い職人を揃えて、良い家が建てば良いな。


（追記。）
よし、金曜だな、泉に行くのは。
これで、決着がつけば良いのだが。否、きっと決着をつけてみせよう。


〔コタロウ、リース〕

ああ、楽しかった。
初めてのピクニックだったけれど……とても楽しかった。

本名を誰かに打ち明ける、というのも久々で……ちょっと恥ずかしい。
良い名前って言って貰えて良かった。父上も母上も、喜んでいることだろう。


ジュジュに髪型アレンジして貰ったし、
今度お見舞いに行こう。彼を信じなきゃ。信じなくてどうする。


……あ、森の奥の泉についても相談しなきゃな。
コマに手紙でも送らせよう。


〔ライチ、リズ、ヴァージニア（ジニー）、ジュリエッタ（ジュジュ）、アスカ、セシリア、ナツメ、ヴェルデッタ、カッツェ、長耳小人〕